「わたモテ」が生活の一部になりつつある男の話

僕とわたモテの出会い

僕と「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(以下わたモテ)との出会いは、会社のアルバイトの人の紹介だった。

そのアルバイトの人は、雑誌のモデルと見紛うレベルの超イケメン君で、プライベートは女遊びでもしているんだろう、と勝手な偏見を持っていた。

そんなイケメン君の趣味を聞いてみると、

「Twitterでスキャンダルに発狂している女のアカウントをリストにしてチェックすることです」

とか語りだし、趣味に対してのアンサーが陰キャのソレそのものだったので、顔面偏差値は絶望的に違えど妙な親近感を覚えた。

そんな彼にオススメな漫画を聞いてみると「わたモテです。とにかく後半が面白いですよ」と、爛々とスマホを僕に見せつけてきた。
そこには、「わたモテが入ったKindleのアプリ画面」が入っていた。

わたモテは、一時期ニコニコ動画でアニメが毎週無料配信されていたので、一応すべて見ていたしたしかに面白かったと記憶している。

ただ、アニメ化された部分、すなわち漫画の前半部分しかこの作品のことは知らなかった。

Wikipediaのあらすじには、

主人公、黒木智子はいわゆる喪女である。高校に入学しても彼氏ができるどころかクラスメイトともろくに会話もできない。自分がぼっちになっている状況に焦り出した彼女は行動を開始するも、痛々しい失敗ばかりが続く。

奮闘空しく、まったく友達ができないまま2年生の二学期となる。修学旅行の同じ班の子と親しくなったことが転機となって、智子は徐々にクラスメイトと会話するようになり、少しずつ周囲との距離が縮まる。お世話になった先輩の卒業を経て、智子は3年生に進級する。

と書かれているが、アニメ化されたのは前半部分で、イケメン君がとにかく面白いと言っていたのは赤字の部分のことだ。

そんな彼との会話から数か月後、ある日絶望的に暇な時間があり、ふとこの漫画のことを思い出した。

「作品自体は14巻(当時)くらいのボリュームだし、とりあえず買ってみるか」と気軽なノリで、先月Amazonから電子書籍で注文してみた。

そこからだ。僕の私生活の一部が「わたモテ」に奪われつつあるのは…。

言葉では表せないわたモテの魅力

わたモテは、主人公の黒木智子(通称もこっち)の高校生活が描かれている。

高校1年生のころは、経験したことがある人は胸が痛くなるであろう「ぼっちあるある」を絡めた日常ギャグ漫画、という印象だ。

1年のころは状況を変えようと試行錯誤し、ほぼすべて失敗に終わるも、2年の修学旅行編ではグループで共にしたクラスメイトとその後も交友を持つようになる。

2年中盤にもなって、ようやく友達が出来始めたもこっちにしみじみしたりするのもつかの間。

この辺から漫画の風向きが変わり、もこっちに興味を持ち始めた女子生徒が加速的に増え始める。

3年生にもなると、もはや「もこっちの取り合い」のような描写もあり、もこっちと周りの交友関係から人間関係が目を離せない、「青春漫画(?)」のようなものになっている。

女子生徒同士の恋愛を描いた百合漫画ではありません。(多分。一部例外もいるかも)
そういう視点でも楽しめる漫画と思ってください。

そんな、もこっちと周りの人間関係から描かれる、会話や、表情から読み取れる心情、時には嫉妬や駆け引きのような描写が胸を打たれ、すっかり僕はこの漫画の虜になってしまっている。
この漫画のファンとしては「蠱惑されている」と言ったほうがいいのかもしれない。

発売から1か月前後で、10回以上も読み返した漫画はこの漫画が初めてだ。
今ではタイトルのナンバリングでどの話か特定できるような謎特技を獲得している。
(「喪135…ネモ回か」、等)

ただ、この漫画の魅力を言葉で表すのは、とても難儀なことだと思う。

ドラゴンボールだったら「戦闘がカッコいい、熱い」とか小学生並の感想でも出てくるものだが、わたモテの魅力は、言葉では形容しがたい何かであり、自分の語彙力と表現力の無さを恨みたい。

漫画そのものが1つの「わたモテ」というジャンル、という声もあったのでそれに便乗させていただきたい。

わたモテによって変わった僕の習慣

そんな訳でこの漫画の面白さについては「この先は君自身の目で確かめてくれ!」と攻略本的な終え方で匙を投げたいところだが、ここまで僕のブログを読んでくれた人には是非わたモテを読んでほしい。

だから、漫画の魅力を文章に落とし込むのではなく、

「わたモテを知った僕の生活がどう変化したか」

についてまとめようと思う。

そっちの方がこの漫画の魅力を感じ取ってもらえそうな気がするから。

Pixivアプリを日常的に見るようになった

Pixivという二次創作(イラスト・小説)を投稿できるサービスを日常的にチェックするようになった。

目的はもちろんわたモテ。これを見るためにアプリもダウンロードした。

わたモテは言わずもがなファンも多く、漫画では描かれていない描写もファンのイラストや小説で補完して楽しむこともできてしまう。

僕はPixivはわたモテ作品以外はチェックしていないが、執筆時点で既に「ブックマーク」したイラストが153件、小説(SS)は93件もある。

二次小説は特に気に入った作品を繰り返し読んだりするため、SSを漁っていたら土日が終わっていたみたいな時もあった。
SS作家さんに突然TwitterのDMで感謝と感想を投げつけるようなこともしていた。

Pixivは有料化することで、人気作品順にソートしてくれる機能があり一瞬入ろうか迷ったが、イラストも小説も隅々までチェックし、お気に入りのものはすべてブックマークしたため不要になった。

なんかこの辺りから「尊い」って言葉をやたら使うようになった。(失礼だがわたモテにハマる前は腐女子しか言わんだろと思っていた)

Twitterの「わたモテ」検索を日常的にするようになった

原作が更新されるたびに、Twitterで感想や考察が飛び交うので、僕にはない視点を補うために毎回チェックしている。

また、「Twitterでしか上がってない(Pixivにはない)二次イラスト」もあるため、Twitterからも目を離せない。

最近は「いいね」欄のわたモテ率が尋常じゃなかったりする。

しまいには、自分がフォローしている人がわたモテのツイートをしていると、嬉々としてシュバりつつリプを飛ばす人になっていた。

リアル友達にプレゼンするようになった

「こいつ…いけるな」と思った友達には、必死にわたモテのプレゼンをしたりしていた。
(最終的には「いいから読んで!!!」で締めるのだが。)

しかしなんだかんだでここまで2人わたモテ患者を増やしている。

わたモテトークが出来る友人が増えるとうれしいよね。

100問ものクイズを作った

わたモテに関するいろいろな二次創作を見ていくと、僕もこの界隈に何か関わりたいと思うようになった。

しかしみんなが描いているようなクソ上手い絵などかけない。

ひねり出した自分の武器である「プログラムが組める」「クイズを考えるのが好き」この2つを活かし、わたモテのクイズゲームを作ってみた。

わたモテクイズゲーム
わたモテファンが作成した「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」のクイズに挑戦できます。ファンの方は是非挑戦してください!

是非ファンの方には挑戦してみて欲しい。

二次小説を書いた

自らSSとかも書いちゃったンだわ。

「謹慎初日の放課後」/「nochicoco」[pixiv]
「じゃあな」 「あ、うん、また明日ね」 謹慎初日の学校生活を乗り越えた智子は、駅で茉咲と別れた。 茉咲は智子の返事を聞く前に片手をヒラヒラさせて去って行った。 不器用な彼女らしい挨拶だな、と思った智子は思わず顔が綻んだ。 智子は家に着いたが、母は買い物中か、不在だった。 帰ってき...

まとめ:読んでね

初めてわたモテに触れてから一か月以上経つが、未だに熱が冷める気配がないので、熱があるうちにこの記事を書けてよかった。

今では同人即売会などのリアルイベントにも参加したいなとか考えてたりする。
(先週の原画展はマジで行きたかった…OTL)

ここまで読んでくれた方は、少なからず興味は持ってもらえたと思うが、作品そのものの魅力については是非手に取って読んで欲しい。

僕はわたモテに蠱惑されすぎて深刻な睡眠不足になった時もあったから、のめり込みやすい人はちょっと注意かもしれないけど…。

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追記

なんかTwitterでの拡散やGoogleアプリに記事が掲載されたらしく、結構な人に読まれてて嬉しい。

そして僕と同じく、わたモテが生活習慣の一部となってる人からの同調の声もあったので、やっぱりこの作品の影響力は計り知れないと改めて思った。

以上、「わたモテ」が生活の一部になりつつある男の話、でした。

コメント

  1. より:

    すごいわかる
    私もいま、生活の半分くらい侵食されてる。
    ツイッターで聖地巡礼あげたらそこそこ反応来て嬉しかった(笑)

  2. フェラペチーノ より:

    偶然この記事が自分のところに回ってきた。読んでいて、とても共感できました。
    私もわたモテのファンです。
    わたモテという作品を一言で伝えることって、やっぱり難しいですよね。私も友人に同じようなことを聞かれた時、何て言えばいいか分かりませんでした。
    それほど、この作品の魅力あるところが多いということですよね。
    秀逸なギャグ、多彩で魅力的なキャラクター、程よい絵の手抜き感、スムーズなストーリー展開…どれをとっても素晴らしいと思います。
    何よりも愛すべきはもこっちですが(笑)
    原画展でのファン同士の交流や、今回の記事を読んで、改めてファンの方は素敵だなぁと思いました。それだけ作品も魅力的なものなんだと思います。
    これからもお互いにわたモテのファンでいたいです。

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