前回は、エンジニア専用のQ&Aサイト、teratailの紹介記事を書きました。
http://kinocolog.com/teratail/
質問に対して、回答率93%を超えるというとても便利なサービスですが、いつまで経っても回答が来ない質問も存在します。
自分も回答0だった経験はあります。
ただ、目の前の疑問をいち早く解決したいのに、回答がまったく来ないと困りますよね。
今回は、自分の経験から、teratailで質問をする上で守りたい4つの心がけを書きたいと思います。
1 質問する前に、検索エンジンで徹底的に調べること
質問内容が、「teratailでないと解決できないことか」を疑ってください。
まずは徹底的に、グーグルで解決策があるかを調べてください。
エンジニアたるもの、自分で調べて、自分で解決する努力を怠ってはなりません。
自分で何も調べようとせず、ただただやりたいことをteratailに書いただけの質問は、
「やって欲しいことを記載した丸投げの質問」として低評価の扱いを受けてしまいます。
teratailの利用は、あくまで最終手段として思っておくべきです。
2 質問内容を、細かく「超」明確に記載すること
質問をする上で一番大事なのは、
「何がやりたくて、何で困っているのかを相手にしっかり伝える」
これに尽きます。
「どの言語で」「何がやりたくて」「何で困っているか」を明確に記載するのはもちろん、
「ソースコードの記載」「エラーコードの記載」「言語のバージョンの記載」「使用環境(OS等)の記載」など、とにかく情報は詰めるだけ詰め込むべきです。
特にソースコードは、有ると無いでは受け取り手に対する情報は雲泥の差です。
回答者の中には、質問者の状況を再現して、考えてくれる方もいらっしゃいます。
回答を貰うためには、より多くの情報を提示し、相手に伝えましょう。
3 常に謙虚であること
こちらは分からないことに対して助けを求めている立場で、回答者は、何の見返りもなく考えてくれる立場になります。
そんな回答者に対して自分は、「常に感謝の気持ちを持って質問をするべきだ」考えています。
例えば、
「○○が分かりません。原因と解決策を誰か教えてください。」
と、
「○○について、どなたかご教示お願いできますでしょうか。」
では、どちらが好印象な質問だと捉えられるでしょうか。
おそらく後者だと思います。
善意で一緒に疑問を解決してくれる回答者がいてのteratailです。
そんな回答者さんに感謝の気持ちを込めて、質問内容の言葉遣いから見直してみましょう。
4 妥協も視野に入れること
質問内容に対して、必ずしも解決できる回答が来るとは限りません。
中には、
「○○は現状の技術では難しいです」
といった否定や、
「○○は難しいですが、他にも□□などの方法もあります」
などの代替案の回答をくださる場合もあります。
それに対して、
「いや!どうしてもこれでやりたいんだ!」
などと意固地になっても、出来ないものは出来ないものです。
解決策を知っている人から、まだ回答がされていないケースもあるかもしれませんが、
ある程度待っても解決する質問がこないのなら、諦めも肝心です。
如何だったでしょうか?
自分もかなりteratailを利用してきていますが、上記の内容を心がけることで、多くの回答を頂くことができました。
teratailは問題解決力にとても優れたツールです。
上手に付き合っていきましょう。
以上、teratailで回答率を上げる4つの心がけ、でした。
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